私が使用しているクレジットカードは「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」のみである。ここでは、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードを入手した経緯や使用することで得ている恩恵等を紹介する。

入手した経緯

大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは2021年5月頃入手した。招待状を受領し、申込書の提出(返送)、審査を経て、カード入手に至った。しがないサラリーマンである私は、もちろん、医者や経営者当の社会的地位が高い職業に就いている訳でもなければ、カード発行に伴う親戚からの紹介があった訳でもない。にもかかわらず、ある日招待状が届いた経緯について、ここでは触れておきたいと思う。

招待状が届く少し前の2020年度末に、労働組合の活動でラグジュアルなカタログギフトが一組合員である私に配布された。コロナ禍により、対面での活動が著しく制限される労働組合は予算の使い道に困っており、接触リスクの少ないカタログギフト配布を通じて、組合員への還元を行った。カタログギフトでは、カレイの煮付けをセレクトし、申し込みを行った。 申し込み完了後、しばらくすると、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの招待状が私に届いた。大丸松坂屋の説明によると、カタログギフトの申込者の中で、特定の住居にお住まいの方へ、招待したとのこと。カタログギフトと大丸松坂屋にどういった繋がりがあったのは定かではないものの、インヴィテーション制を採用しているカードには、住居からの招待パターンもあることを初めて知った。また、労働組合の活動というザ・中間層が担うべく取り組みが、ステータスを示す一つのアイテムとされるゴールドカードと私を結び付けてくれたこともここでは、伝えておきたい。(どこでどんな縁があるかは分からないため、一つ一つ誠実に対応していく。)

大松松坂屋お得意様ゴールドカードのメリット・デメリット

 ここでは、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードを所有したことによるメリット・デメリットについて、記載していく。尚、私がクレジットカードについて、知見がほとんどなく、他のゴールドカード等との比較ができないことを、予めご了承いただきたい。

〔メリット〕

  • カード利用額の1%のポイントが還元される。

大丸松坂屋に限らず、VISA加盟店でのカード利用額の1%分のQIRAポイントというポイントが還元される。このQIRAポイントは等価で、大丸松坂屋ポイント変更することが可能であり、大丸松坂屋ポイントは、1ポイント1円で大丸松坂屋での買い物ができる。また、年間利用額150万以上の方は、5000QIRAポイントの特典もあり、子供の習い事代、電気代、ガス代、通信費等、固定費をクレジットカード払いにしている私にとって、年間150万の利用額など朝飯前である。

  • 空港ラウンジの無料利用

国内32空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用することができる。ラウンジでは、電源、Wi-fi、ドリンクを無料で利用することができ、仕事・プライベートで空港利用をする私にとって、これはありがたい。ちなみに、ラウンジの利用料金は、1000円前後。

  • 神戸大丸の駐車場が3時間無料

大丸松坂屋各店の駐車場が所定時間無料で利用できる。(一部、適用除外の店舗もあるらしい。)

神戸大丸の駐車場は3時間無料で利用できる。尚、所定金額以上のお買い上げ無料時間との併用はできない。(例:ゴールドカード3時間+5000円以上お買い上げ2時間で計5時間無料はできない。)

街の中心地に駐車場があるため、3時間無料利用は何かと便利である。

  • 大丸のラウンジ無料利用

 大丸のラウンジが無料で利用できる。アクセスがそこまで良くないが、利用者はその分減ることから、ゆとりがある。東京駅のラウンジでは、無料でコーヒーはいただける。(ソフトドリンクは無し。)

 〔デメリット〕

  • 新幹線エクスプレス予約の利用対象外

 エクスプレス予約は、1年中いつでも会員価格で指定席を利用できるサービスである。東京⇔新大阪間であれば、14,720円が13,620円、東京⇔新神戸間であれば、15,380円が14,170円に割引される。大丸松坂屋ゴールドカードはVISAであることから、新幹線のエクスプレス予約を利用不可のカードとなる。
 支出を一元管理したい、保有カードを必要最低限でいきたい、仕事・プライベートで新幹線を利用する私にとっては、ポイント還元的にも大きな損失となり、これはデメリットと言わざるを得ない。

  • 年会費が11,000円(税込み)

 デメリット側として記載したが、生活費のポイント還元、空港ラウンジの無料利用、駐車場の無料利用で、回収できている。ちなみに、家族カードは、年会費1,100円(税込み)

まとめ

 大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの入手経緯、メリット・デメリット等に述べさせてもらった。私にとっての、デメリットである新幹線とのエクスプレス予約の提携不可は痛いが、満足度は高いカードとなっている。高級レストランのコース1名無料のサービス利用もできることから、今後、取り入れることも検討していきたい。大松松坂屋ゴールドカードの特典を利用することで、QOLの向上に引き続き務めていきたい。